エスカレーター利用をやめています
数年前より、健康診断のたびに会社の保健師さんとの面談がセットされ、日常生活の中での運動量を増やす、具体的には少し息が上がる程度の運動を週に何回か行うよう心掛けましょうと言われています。
幕張新都心に来たことがある方ならご存知かもしれませんが、IBM幕張事業所は近隣のビルと比べると低層な代わりに、横にとても長いのです。そんなこともあって、社内の廊下を何度か往復するという手もありますよと言われたのですが、それはちょっと...。エスカレーターやエレベーターをやめて階段を歩くだけでもいいです、との提案があったので、それに乗ってみることとしました。
通勤時に駅のホームへの登り降りに結構、いやほとんどエスカレーターを使っていたのですが、これを一切やめてみました。最初は抵抗がありました。疲れるというよりも、心理的なバリアですね。自然にエスカレーターをチョイスしていたということに気づかされます。階段を登りきると少し息が上がります。これは長年の不節制のせいでしょう。
ですが、この息が上がるのは段々抑えられるようになっています。会社の中でもなるべく階段を使うようにしているのですが、以前は5階分上がると心臓がバクバクでした。このごろでは、全く上がらないと言えば嘘になりますが、つらさは感じなくなりました。
日本IBMの本社(箱崎)は25階建てなのですが、急ぎでない場合には25階からでも階段で降りるようにしています。下りは息が上がることはほとんどないのですが、脚を使うということでは身体のためにはなっているのかなと。登りは8階分くらいまでは階段、それより多いとエレベーターです。無理はしません。
駅で階段、エスカレーターが並行して設置されている場合には多くの人がエスカレーターを使います。そんな中で階段を使うと、独り占め感が得られて結構気持ちがいいものです。
エスカレーターで片側空けの右側を歩くことに元々違和感があり、左側にずらりと伸びた待ち行列に並んでいたのですが、それを横目にガラガラの階段を登るので、微妙なストレスもなくなりました。
以前のブログでも書きましたが、通勤のバッグをリュック型に変えたので、歩くのも楽です。
エスカレーターが昇りだけで階段が狭く、降りてくる人と接触してしまいそうなところではエスカレーターを使う、体調がいまひとつのときには無理しないなど、何がなんでも階段ではなく、柔軟に対応しています。
肝心の健康診断結果の推移はというと、劇的によくなってはいませんが、徐々には改善されてきています。ですので続けようと思いますが、それがなかったとしても、階段歩き、すっかり当たり前のものになっています。
皆さんもいかがですか?
ビジネスバッグをリュック型に変えて半年
IBM 中山貴之のWeb Page (平日は毎日更新中)